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エリザベータ (ロシア皇帝) : ウィキペディア日本語版 | エリザヴェータ (ロシア皇帝)
エリザヴェータ・ペトロヴナ(, 1709年12月18日 - 1762年1月5日、在位:1741年 - 1762年)は、ロマノフ朝第6代のロシア皇帝。ピョートル1世の娘、母はエカチェリーナ1世。 == 生涯 ==
=== 即位以前 ===
両親の正式な結婚は1712年だったため、1709年の誕生時点では、姉アンナ・ペトロヴナともども非嫡出子であった。ホルシュタイン=ゴットルプ家の公子カール・アウグストと婚約するが死別。母エカチェリーナ1世、甥ピョートル2世の崩御の際には有力な後継候補と目されたが、いずれも非嫡出を理由に阻まれた。しかし大帝の娘として軍隊での人気は極めて高く、アンナ女帝の政府は彼女を危険視していた。1741年11月25日、当局により修道院に幽閉される危険が高まると、自らを支持する近衛軍に命じて摂政アンナ・レオポルドヴナら政府要人を逮捕させ、幼帝イヴァン6世から帝位を奪取した。彼女は自らを父である大帝の真の継承者だと演出することで、即位の正統性を主張しクーデターを成功させ、イヴァン6世支持派による陰謀(いわゆるロプーヒナ陰謀事件)を潰して自らの地位を安定させた。イヴァン6世はこの後20年以上幽閉された後、救出に失敗して看守に殺害された。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Elizabeth of Russia 」があります。
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